エブリスタにて「西高東低」の連載を始めました。
お話を書くことは、いつも胸躍らせる楽しさがあります。自分ではない誰かになりきるような快さです。
ですが、うまく書けない時は本当に苦しい。もっといいアイデアを、もっといい文章を、もっとカッコよく、もっとわかりやすく…。もっともっとと、とても欲張りになっていきます。そんな苦しさを感じずに書ける作品は多くはありません。
この「西高東低」は数少ない“そんなお話”です。
とても自由に、ルールに囚われず、書きたいものを、のびのびと書く。そんな、書くことの楽しさの原点を思い出させてくれる作品です。
作中の西門のように、自分の目指す高みへ一直線に。楽しみながら笑いながら。やがて引き込まれていく東雲のように、楽しんで書いた作品です。
だから、ただひとつだけ。
楽しんで読んでいただけると本当にうれしいです。
エブリスタ「西高東低」
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